「平成28年度 県の予算・制度に関する要望」について
平成28年度の県の予算編成に向けて、本市の将来にとって特に重要な施策 に係る県の予算・制度に関する要望項目を取りまとめ、「平成28年度 県の予 算・制度に関する要望書」として作成し、神奈川県への要望を行いましたので、 お知らせします。
1 要望日
8月12日(水)
2 要望内容
市ホームページの「相模原市 発表資料」へ8月20日から掲載します
平成27年8月19日 相模原市発表資料
問い合わせ先 企画政策課 042- 769- 8203
平成28年度
県の予算・制度に関する要望書
相模原市
相模原市政の推進につきましては、日ごろから格別の御高配、御協力を
いただき、厚く御礼申し上げます。
本市は、平成22年4月に政令指定都市に移行し、より主体的で自立的
な行財政運営に取り組んでおり、首都圏南西部をリードする広域交流拠点
都市として、福祉、医療、教育の充実など市民サービスの向上を図るとと
もに、防災をはじめ、環境保全、産業集積や雇用創出など、幅広い分野に
おいて先進的な事業を進め、 「人や企業に選ばれる都市づくり」 を推進して
います。
現在、わが国では、景気の緩やかな回復基調が続いているものの、経済
の再生、財政の健全化など多くの困難な課題に直面しております。特に、
急速な人口減少・超高齢化を迎えるわが国が、引き続き安心して暮らせる
国であるためには、年金、医療、介護をはじめとする社会保障制度改革な
どを着実に進めていくことが求められます。
このような状況の中、本市においては、市民の福祉や生活向上に寄与す
る事業について、県と綿密な連携を図りながら取り組んでまいりました。
しかし、これらの事業を推進するに当たっては、これまでにも増して、神
奈川県の御支援が是非とも必要になります。
つきましては、県においても多くの政策課題を抱え、財政も厳しい状況
にあることは承知しておりますが、平成28年度の県予算編成に当たりま
して、本要望書に掲げた事項への特段の御配慮をお願いいたします。
平成27年8月
相模原市長 加 山 俊
目 次
【政策局】 . . . 2
1 県から指定都市への事務権限の移譲【継続】 . . . 2
【政策局、総務局】 . . . 3
2 県単独補助事業における格差是正等【継続】 . . . 3
【安全防災局】 . . . 4
3 自転車交通安全対策【継続】 . . . 4
【県民局】 . . . 6
4 パスポートセンターの機能充実【継続】 . . . 6
5 小児医療費助成制度の拡充【新規】 . . . 8
【環境農政局】 . . . 9
6 野生鳥獣被害対策について【継続】 . . . 9
【保健福祉局】 . . . 10
7 重度障害者医療費助成制度の拡充【継続】 . . . 10
8 山間部における簡易水道統合整備事業等【継続】 . . . 11
【産業労働局】 . . . 12
9 水素ステーションの設置支援【新規】 . . . 12
【県土整備局】 . . . 13
10 広域交通網の整備への積極的な支援【継続】 . . . 13
11 生活交通確保維持に係る補助制度の維持・充実【継続】 . . . 15
12 広域防災拠点機能を備えた津久井湖城山公園の拡大区域の整備促進【継続】 . 16
13 二級河川境川の改修【継続】 . . . 17
14 土砂災害対策の推進及び補助制度の新設【継続】 . . . 18
【教育局】 . . . 20
15 教職員定数の改善等【継続】 . . . 20
【警察本部】 . . . 21
16 警察の機能充実【継続】 . . . 21
17 通学路における安全対策の実施【継続】 . . . 23
− 2 −
【政策局】
1 県から指定都市への事務権限の移譲 【継続】
政策局 自治振興部 広域連携課
【要望事項】
1 「地域の自主性及び自立性を高めるための改革の推進を図るための関係法
律の整備に関する法律」 、 いわゆる第4次一括法による県費負担教職員の給与
負担事務の移譲については、円滑な移譲に向け連携して取組を進めること。
2 事務移譲に伴い新たに指定都市に生じる財政負担については、適切な財政
措置を確実に講じる必要があり、その実現に向けた取組を進めること。
【要望の説明】
平成29年度からの権限移譲に向けて、県・関係機関との協議・調整を行い、人事・ 給与システムの整備をした上で県からの必要情報をセットし、円滑な事務移管をする ことが必要となりますが、現状では財政中立を訴える道府県及び指定都市に対し、国 は明確な財政措置の内容を示しておりません。よって、引き続き道府県及び指定都市 で国に対する協調した取組はぜひとも必要であると考え、特に以下の2点を強く要望 します。
( 1) 県費負担教職員の給与負担事務の移譲に関する取組について
平成25年11月14日に合意がなされた県費負担教職員の給与負担事務の移譲 については、教職員の定数及び給与事務等に関する具体的な情報交換を行うなど、 平成29年度を目途とした移譲に向け、県市間で連携して取組を進めるよう要望し ます。
( 2) 事務移譲に伴う新たな財政負担に対する取組について
事務移譲に伴い新たに指定都市に生じる財政負担については、適切な財政措置を 確実に講じる必要があり、基準財政需要額に係る地方財政計画上の単価と交付税単 価の乖離の是正など、地方財政措置のあり方について、国に対して要望を行うなど、 県市で協調した取組を進めるよう要望します。
【要望の担当】
企画財政局財務部財務課長 高梨 邦彦 ℡0 4 2 - 7 6 9 - 8 2 1 6 教育局学校教育部教職員課長 二宮 昭夫 ℡0 4 2 - 7 6 9 - 8 2 7 9
【政策局、総務局】
2 県単独補助事業における格差是正等 【継続】
政策局 自治振興部 市町村課
総務局 組織人材部 行政改革課、財政部 財政課
【要望事項】
1 県単独補助事業において、指定都市とその他の市町村とで補助率や補助対
象の取扱に格差があるものについては、速やかに格差是正を図るなど、他の
市町村と同様に県税を納税している市民の理解と納得を得られる制度を構築
すること。
2 市町村・団体補助金について、県の責任において補助制度・実質交付額を
維持すること。
3 県有施設について、設置した経緯を踏まえるなど、今後も県の責任におい
て管理運営を行うこと。
【要望の説明】
( 1) 県単独補助事業における格差是正等について
県単独補助事業において、指定都市とその他の市町村とで補助率や補助対象の取 扱に格差があるものについては、速やかに格差是正を図るなど、他の市町村と同様 に県税を納税している市民の理解と納得を得られる制度を構築するよう要望します。 ( 2) 市町村・団体補助金について
平成25年度で解散した緊急財政対策本部から行政改革推進本部が引き継いで実 施している市町村・団体補助金の見直しに際しては、県が補助制度を設置した経緯 や県としての責任・役割・存在意義を踏まえ、県が必要な施策として補助金を交付 してきたことや、見直しがされた場合の市民生活や本市財政への影響も極めて重大 なことから、県の責任において補助制度を維持するよう要望します。
平成26年度に一部の補助金が市町村推進事業交付金に集約されましたが、将来 の交付額削減は事業への影響が重大であることから、引き続き従来どおりの交付額 を確保するよう要望します。
( 3) 県有施設について
行政改革推進本部が実施している県有施設の見直しに際しては、施設を設置した 経緯を踏まえ、県が県民のために必要があると判断して設置した施設であることか ら、県有施設については、今後も県の責任において管理運営を行うよう要望します。
また、廃止等の検討を行う場合には、利用状況や利用実態、市民からの意見・要 望等を踏まえた上で市民や利用者への影響の大きさ等を十分に考慮し、市民生活に 影響が生じることのないよう要望します。
【要望の担当】
企画財政局企画部企画政策課長 小林 輝明 ℡0 4 2 - 7 6 9 - 8 2 0 3 企画財政局財務部財務課長 高梨 邦彦 ℡0 4 2 - 7 6 9 - 8 2 1 6
【安全防災局】
3 自転車交通安全対策 【継続】
安全防災局 安全防災部 くらし安全交通課
【要望事項】
1 自転車の安全対策について、関係機関・団体の連携をより一層強め、各団
体の責任や役割分担に基づき効果的な対策が講じられるよう、これまで以上
に先導的な役割を果たすこと。
2 道路交通法の改正を踏まえ、違反者への指導強化を図るとともに、学校や
地域における講習機会の義務付けや内容の充実などによるルール遵守につな
がる取組を、これまで以上に行うこと。
3 自転車の点検整備に伴い保険に加入できるTSマーク制度の更なる普及な
ど、自転車利用者の保険加入に向けた施策を実施すること。
【要望の説明】
( 1) 県・警察・市・地域が一体となった対策のより一層の推進
本市は、全交通事故件数に占める自転車事故の割合が高く、中央区と南区が自転 車交通事故多発地域に指定されており、今後、高齢化が進展する中で、人にやさし い安全で安心なまちづくりを推進していくためには、抜本的な自転車対策が必要で す。
自転車の安全対策については、これまでも関係機関・団体が様々な対策に取り組 んでおり、県警が実施した自転車一方通行規制等は、事故防止に一定の効果をあげ ているところですが、自転車事故の占める割合は依然として高い状況です。関係機 関・団体の連携をより一層強め、各団体の責任や役割分担に基づき効果的な対策が 講じられるよう、これまで以上に先導的な役割を果たすよう要望します。
( 2) ルールを守らない自転車運転者への指導の強化等について
平成27年6月から道路交通法が一部改正され、危険行為を繰り返す自転車運転 者に安全講習の受講が義務化されました。
本市でも、地域や警察、交通安全団体と連携した街頭キャンペーンの実施、ポス ターの掲示やチラシの配布、交通安全教室の開催等により、市民への普及啓発活動 に積極的に取り組んでいるところですが、この改正を踏まえた、違反者への指導強 化とともに、学校や地域における講習機会の義務付けや内容の充実などにより、ルー ル遵守につながる取組をこれまで以上に行うよう要望します。
( 3) 自転車事故による賠償の仕組みづくりについて
近年、自転車事故で多額の損害賠償金が発生するケースがあります。現状では、 加害者が未成年者の場合など、被害者も十分な補償を得ることができないことが想 定され、また、加害者本人の将来にも影響を及ぼすことが懸念されます。
こうしたことから、全ての自転車運転者に責任と自覚を促すとともに、自転車の 安全な利用を促進し自転車事故の防止を図るため、自転車の点検整備に伴い保険に
加入できるTSマーク制度の更なる普及など、自転車利用者の保険加入に向けた施 策の実施について要望します。
自転車交通事故件数の推移
【要望の担当】
市民局生活安全課長 榎本 哲也 ℡0 4 2 - 7 6 9 - 8 2 2 9
【県民局】
4 パスポートセンターの機能充実 【継続】
県民局 くらし県民部 国際課
【要望事項】
神奈川県内の全てのパスポートセンターにおいて、全ての県民の利用を可能と
すること。
【要望の説明】
平成24年度以降、神奈川県では、県から市町への権限移譲により、藤沢市・茅ヶ 崎市・寒川町が運営する湘南パスポートセンター、本市が運営する相模大野パスポー トセンター、橋本パスポートセンターが開設されていますが、これらのパスポートセ ンターでは、県からの権限移譲が行われた市町の住民のみが、パスポート発給の申請 受付・交付を受けることができます。
現状でも、本市のパスポートセンターを利用することのできない周辺自治体の住民 が、ほぼ毎日、申請に来られており、その度に利用できない旨の説明を行い、申請書 の記入方法や利用できるパスポートセンターの場所等を案内している状況です。
本市では、県が一定の財源措置を講じることにより、県民が県内の全てのパスポー トセンターを利用することができれば、さらなる利便性の向上につながると考えます。
また、静岡県においては、県からの権限移譲により静岡県内全市町に旅券窓口を設 置し、パスポートの申請及び受取は当該市町住民だけでなく、全ての県民が利用可能 となっております。
こうしたことから、県が主体となり、移譲先の市町村における旅券発給事務の対象 者について、例えば居所申請を市内在勤・在学者等まで拡大するなど、段階的な範囲 拡大を行いながら、最終的には県内のパスポートセンターにおいて、全ての県民の利 用を可能とするよう、「旅券発給業務の権限移譲の基本的考え方(平成22年9月1 6日付国際課文書)」に基づく、権限移譲の範囲の見直しを要望します。
本市における平成26年度パスポートセンター取扱件数
【要望の担当】
市民局区政支援課長 石井 光行 ℡0 4 2 - 7 6 9 - 9 8 1 4
平成26年度
期間 申請 交付 申請+交付 期間 申請 交付 申請+交付 期 間 申 請 交 付 申 請 + 交 付
4月 737 813 1, 550 4月 811 866 1, 677 4 月 1, 548 1, 679 3, 227
5月 762 711 1, 473 5月 909 827 1, 736 5 月 1, 671 1, 538 3, 209
6月 840 839 1, 679 6月 912 942 1, 854 6 月 1, 752 1, 781 3, 533
7月 1, 050 943 1, 993 7月 1, 057 987 2, 044 7 月 2, 107 1, 930 4, 037
8月 799 970 1, 769 8月 1, 031 1, 099 2, 130 8 月 1, 830 2, 069 3, 899
9月 650 676 1, 326 9月 793 786 1, 579 9 月 1, 443 1, 462 2, 905
10月 645 633 1, 278 10月 720 815 1, 535 1 0 月 1, 365 1, 448 2, 813
11月 524 531 1, 055 11月 596 643 1, 239 1 1 月 1, 120 1, 174 2, 294
12月 708 662 1, 370 12月 827 681 1, 508 1 2 月 1, 535 1, 343 2, 878
1月 916 854 1, 770 1月 1, 180 1, 028 2, 208 1 月 2, 096 1, 882 3, 978
2月 799 801 1, 600 2月 945 1, 052 1, 997 2 月 1, 744 1, 853 3, 597
3月 768 778 1, 546 3月 940 975 1, 915 3 月 1, 708 1, 753 3, 461
合 計 9, 198 9, 211 18, 409 合 計 10, 721 10, 701 21, 422合 計 19, 919 19, 912 39, 831
相模大野パスポートセンター 橋本パスポートセンター 合 計 ( 相 模 大 野 + 橋 本 )
【県民局】
5 小児医療費助成制度の拡充 【新規】
県民局 次世代育成部 子ども家庭課
【要望事項】
小 児 医 療 費 の 助 成 事 業 に 対 す る 県 の 補 助 制 度 に つ い て 、 通 院 対 象 年 齢 の 拡
大 及 び 所 得 制 限 額 の 引 き 上 げ 等 、 制 度 の 拡 充 を 図 る こ と 。
【要望の説明】
小児医療費助成事業は、平成7年10月に県・市町村の協調事業として開始され、 これまでの間、県においては、補助対象年齢等の拡充を行ってきましたが、県内各市 町村においても、少子化が一層進行する中、子育て環境の充実を図るため、独自に対 象年齢等の拡充が行われ、その結果、県・市町村の制度間で対象年齢等の相違が生じ ている状況です。
本市でも、これまで県の補助対象外である就学後(小学校3年生まで)の通院医療 費について、市単独で助成を行ってきましたが、平成27年4月からは、通院対象年 齢を小学校3年生から小学校6年生までに拡大するとともに、1歳以上の方の養育者 の所得制限額につきましても、平成26年7月に現行の児童手当基準に引き上げるな ど、子育て環境の充実を図っています。
県内では、平成27年4月現在で22市町村が小学校6年生以上の通院医療費の助 成を行っており、所得制限額につきましては、3市町が現行の児童手当基準、12市 町村が所得制限を設けていない状況です。
少子化が一層進行する中、子育て環境の充実は、県・市町村共通の重要な課題であ りますことから、小児医療費助成事業が安定的かつ恒久的に実施できるよう、県にお かれましては、通院対象年齢を小学校6年生まで拡大するとともに、所得制限額を現 行の児童手当基準まで引き上げるよう要望します。
小児医療費助成状況
【要望の担当】
健康福祉局福祉部地域医療課長 鈴木 泰明 ℡0 4 2 - 7 6 9 - 9 2 3 0
【環境農政局】
6 野生鳥獣被害対策について 【継続】
環境農政局 水・緑部 自然環境保全課
【要望事項】
「第4次神奈川県ニホンザル管理計画」の策定に当たっては、鳥獣保護法の改
正により、新たに「管理」の定義がされたことを踏まえ、県が主体となった管理
捕獲等の事業を位置付けた計画とすること。
【要望の説明】
平成27年5月29日に改正された鳥獣保護法を受け、同月に変更された「第3次 神奈川県ニホンザル管理計画」では、県の取組として、市町村が実施する被害防除対 策への技術的・財政的支援が明記されているとともに、被害防除対策を強化し「地域 個体群の安定的な維持」、「農林業被害の軽減」、「生活被害・人身被害の根絶」を目標 として積極的な対策を実施することとしております。
また、平成26年4月に環境省・農林水産省から発表された「ニホンザル被害対策 強化の考え方」では、加害群の状況に応じ全頭捕獲や加害群の個体数削減などの捕獲 を進め、10年後(平成35年度)までに加害群の数を半減させることを目指してお り、捕獲事業の強化としては市町村による捕獲の強化と都道府県による捕獲の強化及 び支援が欠かせない取組となっております。
鳥獣保護法の改正において、減少、縮小している鳥獣を対象とした「第一種特定鳥 獣保護計画」と、増加、拡大している鳥獣を対象とした「第二種特定鳥獣管理計画」 が区分され、生息数を適正な水準に減少させることや生息地を適正な範囲に縮小させ ることが定義されたことから、県が現在策定に着手している「第4次神奈川県ニホン ザル管理計画」に、ニホンザル各群の適正頭数と将来的な生息域を明記するよう要望 します。
また、ニホンザルの群の行動域は複数の市町村をまたいでおり、市町村ごとの対応 では限界に達しているため、県が主体となった管理捕獲等の事業を位置付けた管理計 画とすることを要望します。
【要望の担当】
環境経済局経済部津久井地域経済課長 若林 徹 ℡0 4 2 - 7 8 0 - 1 4 0 5
【保健福祉局】
7 重度障害者医療費助成制度の拡充 【継続】
保健福祉局 福祉部 障害福祉課
【要望事項】
重 度 障 害 者 医 療 費 の 助 成 事 業 に 対 す る 県 の 補 助 制 度 に つ い て 、 現 在 は 市 単
独 で 助 成 を 行 っ て い る 、 精 神 障 害 者 保 健 福 祉 手 帳 1 級 の 方 の 入 院 及 び 2 級 の
方 の 通 院 ・ 入 院 に 対 し 、 拡 充 を 図 る こ と 。
【要望の説明】
重度障害者医療費助成事業は、昭和49年4月に県の100%負担として開始され、 障害のある方の健康の保持及び生活の安定を図るため、重度の身体・知的障害者への 医療費助成が行われてきました。その間、平成7年の精神保健及び精神障害者福祉に 関する法律の改正により、精神保健福祉手帳制度が創設され、精神障害者に対する施 策の充実が図られました。
県の補助制度においても、平成24年度から精神障害者保健福祉手帳1級の方の通 院が新たに補助対象となりましたが、入院まで対象となる身体・知的障害者とは相違 が生じている状況です。
本市では、平成16年10月から、県の補助対象外である精神障害者保健福祉手帳 1級の方の入院及び2級の方の通院・入院を含めて市単独で助成を行い、障害がある 方の経済的負担の軽減を図っております。
県内においても、平成27年5月現在で14市町が 1 級の方の入院を含めた助成を 行い、7市町で2級の方も助成対象としている状況となっております。
このことから、精神障害のある方が健康を保持し安定した生活を送れるよう、県の 補助制度の拡充について要望します。
重度障害者医療費助成状況
【要望の担当】
健康福祉局福祉部地域医療課長 鈴木 泰明 ℡0 4 2 - 7 6 9 - 9 2 3 0
【保健福祉局】
8 山間部における簡易水道統合整備事業等 【継続】
保健福祉局 生活衛生部 環境衛生課
【要望事項】
市 営 簡 易 水 道 へ の 統 合 整 備 を 早 期 に 図 る た め 、 簡 易 水 道 統 合 整 備 に 対 す る
補 助 率 の 嵩 上 げ な ど の 財 源 確 保 を 国 へ 働 き か け る こ と 。
【要望の説明】
本市の99.8%(人口比)が県営水道により給水されているものの、旧藤野町地 域などの山間部は現在でも簡易水道や小規模水道による給水が行われています。
これらの施設は水源枯渇による水量不足や施設の老朽化が進んでいることから、将 来の県営水道化等広域化に向け、市営簡易水道への統合整備を早期に図る必要があり ます。
簡易水道等施設整備費国庫補助金(簡易水道等再編推進事業)の補助率(本市:1
/3)については、各市町村の整備計画、財政力指数、単位管延長により定められ、 補助率の嵩上げ等実現していない状況です。
安全・安心な水を安定的に供給するため、簡易水道統合整備事業に対する補助率の 嵩上げなどの財源確保について、国へ働きかけるよう要望します。
水道整備状況
【要望の担当】
都市建設局土木部津久井土木事務所長 田野倉 伸一 ℡0 4 2 - 7 8 0 - 1 4 1 9
【産業労働局】
9 水素ステーションの設置支援 【新規】
産業労働局 エネルギー部 スマートエネルギー課
【要望事項】
「神奈川の水素社会実現ロードマップ」に基づく、水素ステーション整備促進
策について、県が定めた整備目標の着実な実現に当たっては、水素ステーション
の整備費、運営費の低減が必要であることから、民間事業者への補助制度等の支
援策の早期実施に向けた検討をすること。
【要望の説明】
平成26年6月に国が策定した「水素・燃料電池戦略ロードマップ」では、水素ス テーションの整備目標について、「2015年度内に四大都市圏を中心に100箇所 程度の水素供給場所を確保することを目指す」としており、国では水素ステーション の整備補助金制度を設けています。
本市においても、平成26年12月に「水素エネルギー普及促進ビジョン」を策定 し、「水素ステーションの整備促進」に向け、市内数箇所への効果的な設置支援等を 検討しています。
県が平成27年3月に策定した「神奈川の水素社会実現ロードマップ」では、県内 の水素ステーションの中期的な整備目標として、2020年度までに25箇所、長期 的な目標として2025年度までに50箇所を設置するとしており、ステーション整 備に向け「国の補助制度等と連携する形で、新たに整備費や運営費に対する補助等の 支援策を検討する。」と明記されています。
燃料電池自動車の更なる導入拡大には、水素ステーション整備といった水素供給体 制等のインフラ整備が不可欠ですが、水素ステーションの設置費は事業者に大きな負 担となっています。
このことから、国の補助と連動した中で、「神奈川の水素社会実現ロードマップ」 に掲げた効果的な支援策を早期に実施し、水素ステーションの県内への設置が促進さ れるよう要望します。
【要望の担当】
環境経済局環境共生部環境政策課長 原田 道宏 ℡0 4 2 - 7 6 9 - 8 2 4 0
【県土整備局】
10 広域交通網の整備への積極的な支援 【継続】
県土整備局 都市部 交通企画課
【要望事項】
1 リニア中央新幹線の早期建設に向け、地元窓口としての役割を果たすとと
もに、県の「北のゲート」の形成及び施設建設により影響を受ける地域への
対策について、本市と連携して主体的な取組を進めること。
2 小田急多摩線の延伸について、神奈川県においても、国、鉄道事業者等へ
事業促進を働きかけること。また、 「田名地区を経由し、愛川・厚木方面への
延伸」についても、県の計画において位置付けるとともに、国の計画へ位置
付けられるよう働きかけること。
3 JR相模線について、単線で低い輸送力を抜本的に改善するため、行違い
設備の整備や部分的な複線化などの段階的整備を進め、早期の全線複線化に
向けて積極的に取り組むこと。また、沿線地域の発展と利便性の向上のため、
(仮称)作の口駅及び(仮称)磯部駅の設置の早期実現を促進すること。
【要望の説明】
( 1) リニア中央新幹線の早期建設に向けた対応と県の「北のゲート」にふさわしいまちづくりの推進 現在、JR東海において事業が進められているリニア中央新幹線について、早期建 設に向け、JR東海が示した地元自治体に求める役割に対する対応等、地元窓口とし ての役割を果たされることを要望します。
特に、車両基地や変電施設の建設、水枯れなどにより生活に影響を受ける地域への 対策については、本市と連携を図りながら主体的な取組を進めることを要望します。
また、リニア中央新幹線駅は産業・経済・文化等、様々な分野において県全体の発 展に資するものであることから、駅周辺のまちづくりについては、県の北のゲートの 形成に向けて、本市と連携して主体的な取組を進めることを要望します。
( 2) 小田急多摩線延伸事業に関する支援
小田急多摩線の延伸について、平成24年度からは、学識経験者、国、東京都、神 奈川県、町田市、相模原市、鉄道事業者等の関係機関による「小田急多摩線延伸計画 に関する研究会」を設置し、検討の深度化を図り、検討結果をとりまとめました。こ の検討結果を踏まえ、平成26年5月に町田市・相模原市の両市で平成39年までの 延伸の実現を目指し取組を進める覚書を取り交わしました。
さらに、平成26年9月には相模総合補給廠の一部約15ヘクタールのほか、鉄道 及 び 道 路 用地 と し て約 2 ヘ ク ター ル の 土地 が 米 国 政府 か ら 日本 国 政 府 へ返 還された ことにより、延伸に当たっての大きな課題の一つが解消され、延伸の実現可能性が高 まったところであります。
今後、延伸の実現に向けては、関係機関の合意形成が重要であることから、県にお いても、国、鉄道事業者等へ事業促進を働きかけることを要望します。
また、本市では、「田名地区を経由し、愛川・厚木方面への延伸」についても平成 22年4月に都市計画マスタープランに新たに位置付け、更なる延伸に向けて必要な 検討調査を進めているところであり、新たな広域公共交通網の実現の観点から、県の 計画において位置付けるとともに、国の計画へ位置付けられるよう働きかけることを 要望します。
( 3) JR相模線の複線化及び新駅設置の早期実現の促進
JR相模線は、神奈川県の南北の2つのゲート(東海道新幹線新駅とリニア中央新 幹線駅)を結ぶ交通軸として重要な路線です。リニア中央新幹線については、平成2 6年10月に工事実施計画が認可され、橋本駅付近に駅が設置されることになってお り、これに伴い、東海道新幹線新駅の設置の可能性が高まるなど、相模線を取り巻く 環境は劇的に変化していることからも、単線で低い輸送力を抜本的に改善するため、 行違い設備の整備や部分的な複線化などの段階的整備を進め、早期の全線複線化に向 けて積極的に取り組むよう要望します。
また、沿線地域の発展と利便性の向上のため、(仮称)作の口駅及び(仮称)磯部 駅の設置の早期実現を促進するよう要望します。
本市の主な交通施策
【要望の担当】
都市建設局まちづくり計画部リニア駅周辺まちづくり課長 井熊 直人 ℡0 4 2 - 7 0 7 - 7 0 4 7 都市建設局まちづくり計画部リニア事業対策課長 大矢 直和 ℡0 4 2 - 7 0 4 - 8 9 1 0 都市建設局まちづくり計画部交通政策課長 杉野 孝幸 ℡0 4 2 - 7 6 9 - 8 2 4 9
【県土整備局】
11 生活交通確保維持に係る補助制度の維持 ・ 充実 【継続】
県土整備局 都市部 交通企画課
【要望事項】
神 奈 川 県 地 域 公 共 交 通 確 保 維 持 費 補 助 制 度 に つ い て 、 従 前 の 県 補 助 制 度 と
同 様 に 、 県 が 主 体 的 に 関 与 し 生 活 交 通 の 確 保 に 取 組 み 、 補 助 制 度 の 維 持 ・ 充
実 を 図 る と と も に 、 国 庫 補 助 制 度 と の 合 併 市 町 村 に 関 す る 取 扱 の 整 合 を 図 り 、
地 域 の 実 情 に 配 慮 し た 運 用 や 補 助 要 件 の 緩 和 な ど 制 度 の 充 実 が 図 ら れ る よ
う 、 必 要 な 予 算 の 確 保 に 努 め る こ と 。
【要望の説明】
平成23年度から国が「地域公共交通確保維持改善事業費補助制度」の運用を開始 したことに伴い、県においては、「神奈川県バス運行対策費補助制度」と「神奈川県 広域的幹線的路線バス運行対策費補助制度」を廃止し、平成24年度から「神奈川県 地域公共交通確保維持費補助制度」を創設しました。
広域的幹線的な路線の確保維持については、都道府県の協調義務があることを踏ま え、県は従前の制度において県の責任と役割のもと、県が主体となって生活交通の確 保維持に関与しています。現行の国の補助制度においても、地域間幹線系統に対する 補 助 は 都 道府 県 協 議会 等 が 定 めた 計 画 に確 保 又 は 維持 が 必 要な 路 線 と して 記載され ることが求められていることからも、今後も引き続き県が主体的に関与し、県の責任 において補助制度を維持するよう要望します。
特に、同制度における地域間幹線系統の補助事業の基準のうち、「複数市町村にま たがるもの」の成否について、国は「平成13年3月31日時点」としているのに対 し、県は「平成15年3月31日時点」の状態としており、さらに、県では「平成1 5年4月1日以降に市町村合併が行われた場合の単一市町村を運行するものとして、 新たに補助金を受けようとする路線はこの限りではない。」とし、新たな路線を対象 から除外して国より厳しい基準となっています。このことから、国庫補助制度との合 併市町村に関する取扱の整合を図り、地域の実情に配慮した補助要件の緩和による、 さらなる制度の充実を要望します。
また、現在、国・県の補助制度を活用している路線について、県の主体的な関与の もと、引き続き必要な予算の確保に努め、補助制度を維持するよう要望します。
【要望の担当】
都市建設局まちづくり計画部交通政策課長 杉野 孝幸 ℡0 4 2 - 7 6 9 - 8 2 4 9
【県土整備局】
12 広域防災拠点機能を備えた津久井湖城山公園の拡大区域の整備促進 【継続】
県土整備局 都市部 都市公園課
【要望事項】
県 が 計 画 を 進 め て い る 津 久 井 湖 城 山 公 園 の 拡 大 区 域 に つ い て 、 早 期 の 整 備
を 行 う と と も に 、 臨 時 ヘ リ ポ ー ト 等 の 広 域 防 災 拠 点 機 能 を 備 え た も の と す る
こ と 。
【要望の説明】
県立津久井湖城山公園は、圏央道や津久井広域道路が交差する交通の要衝に位置し ており、特に、今後の整備が予定されている拡大区域は、平坦で広いスペースを有す ることから、津久井地域の豊かな自然を生かした市民・県民の更なる憩いの場として だけではなく、大規模災害時には、広域的な災害対応を担うことができるポテンシャ ルを有していると考えます。
また、県においては、県立都市公園の整備・管理の基本方針の一つとして、災害対 応や広域的な防災拠点との考え方が示されています。
このため、当該公園の拡大予定エリアを含む全域の早期開園とともに、その整備に 当たり、大規模災害時を想定した、ヘリコプターの離発着や応急物資等の集約、運搬 などの広域防災拠点機能を付加するよう要望します。
県立津久井湖城山公園 ゾーニング図
【要望の担当】
危機管理局危機管理課長 石原 朗 ℡0 4 2 - 7 6 9 - 8 2 0 8 環境経済局環境共生部公園課長 髙野 弘明 ℡0 4 2 - 7 6 9 - 8 2 4 3
ヘリポート 設置要望箇所
【県土整備局】
13 二級河川境川の改修 【継続】
県土整備局 河川下水道部 河川課
【要望事項】
二 級 河 川 境 川 に つ い て 、 本 市 の 下 水 道 整 備 計 画 と の 整 合 を 図 り 、 時 間 降 雨
5 1 ㎜ に 対 応 す る 改 修 整 備 を 早 期 に 行 う こ と 。
【要望の説明】
本市では、下水道整備計画に基づき、計画降雨を時間51㎜(5年確率)として浸 水被害の解消に向けた雨水管の整備に取り組んでおります。
境川では、根岸橋から上流を神奈川県管理、下流を東京都管理として整備を進めて きましたが、東京都管理区間は概ね50㎜対応で整備が完了しております。
しかしながら、雨水の放流先となっている神奈川県管理区間については、河口の一 部を除き時間降雨30㎜対応の整備となっており、雨水の流出が抑制されていること から、流出できない雨水が道路側溝等から溢れ出て浸水被害が発生する危険性が高く なっております。
このため、県においては、「境川水系河川整備計画」に基づき、早期に計画的な整 備を進めるよう要望します。
境川への放流吐け口
【要望の担当】
都市建設局土木部下水道経営課長 河西 龍二 ℡0 4 2 - 7 6 9 - 8 3 7 6
【県土整備局】
14 土砂災害対策の推進及び補助制度の新設 【継続】
県土整備局 河川下水道部 砂防海岸課
【要望事項】
1 砂防事業、急傾斜地崩壊対策事業等におけるハード対策(抜本的な防ぎょ
対策工事等)の更なる推進を図ること。
2 土砂災害特別警戒区域内における住宅建替等補助金交付制度を新設するこ
と。
【要望の説明】
( 1) 土砂災害対策におけるハード対策事業の推進
県 は 土 砂 災 害 への 対策 と し て 土 石 流危 険渓 流 の 抽 出 や 急傾 斜地 崩 壊 危 険 箇 所の 点 検等を行い、土砂災害危険箇所として把握し、「砂防法」や「急傾斜地の崩壊による 災害の防止に関する法律」等に基づき堰堤工や法枠工などの施設整備を行っていると 承知しています。
近年、長野県や広島県などにおいて、「土石流」や「急傾斜地の崩壊」により甚大 な被害が発生しており、本市にも土砂災害のおそれのある土砂災害危険箇所が多数存 在していますが、施設の整備水準は低く、早急な整備を実施する必要があることから、 土砂災害対策におけるハード対策を推進するよう要望します。
また、平成12年に施行された「土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の 推進に関する法律」に基づき、緑区の一部地域で「土砂災害警戒区域」及び「土砂災 害特別警戒区域」が指定され、土砂災害のおそれのある区域がより明確にされたとこ ろです。
特に「土砂災害特別警戒区域」では土石等の移動等により建築物に損壊が生じ、住 民の生命又は身体に著しい危害が生じるおそれがあることから、早急な対策工事の実 施により施設整備を推進するよう要望します。
( 2) 土砂災害特別警戒区域内における住宅建替等補助制度の新設
一方、この対策工事が施工されると県知事は「土砂災害特別警戒区域」の指定を解 除することが可能となりますが、それまでの間に「土砂災害特別警戒区域」内で住宅 の建替等を行う必要が生じた場合、一般的な住宅よりも壁や基礎を強化するなどの構 造規制に対応した対策の義務が生じるため工事費用が高額となり、地域での生活に支 障が生じてしまいます。
市民の生命、財産及び住み慣れた地域での安定した生活環境を守るため、施設整備 及び指定事務を所管する県において、県単独事業による「土砂災害特別警戒区域」内 での住宅建替等補助制度の新設を要望します。
本市急傾斜地崩壊危険個所(例)
【要望の担当】
危機管理局危機管理課長 石原 朗 ℡0 4 2 - 7 6 9 - 8 2 0 8
【教育局】
15 教職員定数の改善等 【継続】
教育局 行政部 教職員人事課
【要望事項】
1 法律の改正による35人以下学級を実現すること。加配定数で対応する場
合は必要数を配当すること。また、児童生徒指導等で特別な指導が行われる
場合に措置される「児童生徒支援加配」を充実すること。
2 適応指導教室のための教職員について、義務標準法に基づく加配定数とし
て全ての適応教室に措置すること。
【要望の説明】
核家族化、情報化等の進展に伴い、児童生徒が抱える心の問題はますます複雑化・ 潜在化しており、教員が児童生徒の個別の問題と向き合う時間の確保が困難となって いる現状があります。
子どもたち一人一人にきめ細かな指導を実現するため、また、時代の進展とともに 発生する新たな教育課題に迅速かつ的確に対応するために、教職員定数の改善は必要 となっています。
そこで、県において、少人数指導等における更なる教職員定数の改善について国に 働きかけるよう要望します。
( 1) 一人一人の児童生徒と向き合うための教職員定数の改善
教員が一人一人の児童生徒に向き合う環境の整備が図られるよう、義務標準法の改 正による35人以下学級の実現や、生徒指導等で特別な指導が行われる場合に措置さ れる「児童生徒支援加配」の充実により、教職員定数を改善することを要望します。 ( 2) 適応指導教室のための教職員の加配定数措置
増加する不登校の児童生徒の学校生活への復帰を支援するため、適応指導教室は重 要な役割を果たしています。
しかし、本市の適応指導教室における教職員の配置については、現在、市内9箇所 のうち、1箇所のみ、県の単独事業として配置がされている状況です。
教職員の配置は、現在、地方自治体が独自に措置していることから、義務標準法に 基づく加配定数として全ての適応指導教室に措置することを要望します。
【要望の担当】
教育局学校教育部教職員課長 二宮 昭夫 ℡0 4 2 - 7 6 9 - 8 2 7 9 教育局学校教育部青少年相談センター所長 小畑 弘文 ℡0 4 2 - 7 6 9 - 8 2 8 5
【警察本部】
16 警察の機能充実 【継続】
警察本部 総務部 総務課
【要望事項】
1 相模原南警察署について、住民の利便性の向上を図るとともに、警察と連
携した効果的な交通・防犯対策等を進めるため、神奈川県高相合同庁舎のあ
る敷地へ移転すること。津久井警察署について、必要な防災・防犯機能を発
揮するため、移転を含めた整備を進めること。
2 市内の地域から交番設置の要望のある22箇所へ交番設置を行うこと。特
に、南橋本駅前については、従前から地域全体で切望されており、既に交番
用地を確保していること、また、麻溝台地区については、周辺に交番が配置
されておらず、安全・安心な市民生活の確保、維持が困難な地域となってお
り、交番用地の提供も可能なことから、この2箇所については、早期に設置
すること。
3 県内3つの指定都市から常時、 都道府県公安委員会委員を推薦できるよう、
警察法改正に係る早急な国への働きかけを行うこと。
【要望の説明】
( 1) 相模原南警察署及び津久井警察署の施設整備について
本市の指定都市移行に伴う区制施行により、南区にある相模原南警察署は市内最大 の管轄人口を抱える警察署となっていますが、駐車場が少なく、ロビーも狭いこと、 また、立地も南区の北部に位置していることにより、同区の自治会などから、相模大 野地域への移転・新設について、大きな期待が寄せられています。
本市としては、同警察署について、南区住民の利便性向上を図るとともに、南区に おける警察と連携した効果的な交通・防犯対策等を進めるため、南区役所及び南消防 署に近接する神奈川県高相合同庁舎の敷地への移転について要望します。
また、津久井警察署については、昭和36年に建設され、県内警察署で2番目に古 く、老朽化が進むとともに、地域における必要な防災・防犯機能を発揮するうえで手 狭な施設であることから、移転を含めた整備について要望します。
( 2) 南橋本駅前及び麻溝台地区への交番の新設等について
交番は、安全・安心な市民生活を確保していく上で重要な存在であることから、本 市 で こ れ まで に 各 区の 自 治 会 等か ら 設 置の 要 望 が 出さ れ た 22 箇 所 へ の設 置を要望 します。
特に、南橋本駅前への設置については、従前から、夜間帰宅者の不安解消などの理 由から地域全体で切望されています。
本市としては、同駅前周辺は、近年の開発を背景にマンションが林立し、著しい人 口増加がある一方、夜間は閑散とした住宅街となることなどから、防犯上の懸念があ ると考えており、駅前広場の整備の際に交番用地を確保しています。
こうしたことから、一刻も早く、同駅前に相模原警察署管轄の交番を設置するよう 要望します。
また、麻溝台地区については、周辺に交番が配置されておらず、警察官の現場急行 時間の増大等、安全・安心な市民生活の確保、維持が困難な地域となっており、麻溝 台・新磯野地区の区画整理の進捗により、将来、人口増加が見込まれることも踏まえ、 交番用地の提供も予定していることから、相模原南警察署管轄の交番を設置するよう 要望します。
交番設置要望箇所(22か所)
区名 警察署 要望数 要望地区
緑区
相模原北警察署 2 橋本地区、大島団地
津久井警察署 2 三ヶ木、藤野駅
中央区 相模原警察署 10
宮下周辺、南橋本駅、宮の上団地、下九沢方面、矢部駅、 星が丘地区、淵野辺公園、陽光台、青葉周辺、淵野辺
南区 相模原南警察署 8
鵜野森周辺、大野台、相模大野駅南口、町田駅南口、 御園周辺、麻溝台、北里大学、相武台団地
各区合計 22 −
( 3) 警察法の改正に係る国への働きかけ
警察法第38条第1項では、都道府県知事の所轄の下に都道府県公安委員会を置く こととなっており、同条第2項において、指定都市を包括する県(指定県)の公安委 員会の委員は5人、それ以外の県は3人と定められ、同法第39条で指定県の委員の うち2人は、当該指定都市の市長がその市の議会の同意を得て推薦したものについて、 知事が任命することとされています。
平成22年4月に本市が指定都市に移行し、神奈川県は3つの指定都市を包括する ことになりましたが、警察法は改正されず、警察法施行令の改正により、神奈川県で は5人の委員のうち2人の委員について、指定都市の輪番制により推薦することとな りました。
神奈川県では、県内指定都市人口が県内人口の約65%を占めており、県内指定都市の 住民意思を公安委員会の運営に反映させる必要があるものと考えます。
現 在 の 都 道 府 県公 安委 員 会 の 委 員 構成 のあ り 方 は 現 状 に即 して い な い と 考 えら れ ることから、県内の3指定都市から常時、委員を選出できる制度となるよう、警察法 改正に係る早急な国への働きかけを要望します。
【要望の担当】
市民局生活安全課長 榎本 哲也 ℡0 4 2 - 7 6 9 - 8 2 2 9
【警察本部】
17 通学路における安全対策の実施 【継続】
警察本部 交通部 交通規制課
【要望事項】
通学路における児童の交通安全を確保するため、平成24年8月に緊急合同点
検を実施した箇所のうち、信号機の設置、横断歩道の設置・移設等、安全対策未
実施の箇所について、早急な安全対策を実施すること。
【要望の説明】
信号機や横断歩道の設置など、警察の所管となる安全対策については、所轄の警察 署で、県警本部への上申の必要性を判断し、県警本部や公安委員会で上申内容の実施 可否について判断しています。そのため、安全対策実施の可否及び対策実施に時間を 要することから、早急な安全対策の実施及び実施困難な場合の新たな対策案の検討が 困難な状況となっております。
平成24年4月以降、登下校中の児童等の列に自動車が突入し、死傷者が発生する 痛ましい事故が相次いだ中で、文部科学省、警察庁、国土交通省の3省庁が連携して 対応策を検討し、「通学路における緊急合同点検等実施要領」が示されました。
本市においても、当該実施要領に従い、信号機や横断歩道の設置などの安全対策要 望箇所について、学校、PTA、警察署、道路管理者などの関係機関と緊急合同点検 を平成24年8月に実施し、必要な安全対策を講じてきました。
緊急合同点検を実施した箇所のうち、安全対策が必要とした箇所が35箇所あり、 警察署所管箇所が24箇所、道路管理者等の所管箇所が11箇所となっています。警 察署所管箇所においては19箇所の対策が施されましたが、いまだ5箇所が未実施で あります。
信号機の設置、横断歩道の設置・移設等の安全対策未実施の箇所について、通学路 における児童の交通安全を確保する必要があることから、早急な対策実施を要望しま す。
なお、安全対策要望箇所については、すでに相模原市管内警察署には要望しており ます。
通学路安全対策要望箇所(平成27年4月30日現在)
区 名 警 察 署
要 望 箇 所 数
安 全 対 策 未 実 施 箇 所 数
学 校 別 安 全 対 策 未 実 施 箇 所 数
津 久 井 警 察 署 6 2 川 尻 小 学 校 ( 1 ) 、 広 田 小 学 校 ( 1 )
相 模 原 北 警 察 署 0 0
中 央 区 相 模 原 警 察 署 11 1 田 名 北 小 学 校 ( 1 )
南 区 相 模 原 南 警 察 署 7 2 麻 溝 小 学 校 ( 1 ) 、 相 武 台 小 学 校 ( 1 ) 、
24 5
道 路 管 理 者 等 11 1 大 沢 小 学 校 ( 1 )
35 6
緑 区
合 計 各 警 察 署 ( 小 計 )
※ 当初、通学路安全対策要望箇所35件中11件については、対策実施機関が警察署から道路管理 者等に変更となった。
【要望の担当】
教育局教育環境部学務課長 井上 京子 ℡0 4 2 - 7 6 9 - 8 2 8 2
平成28年度
県の施策・制度に関する提案・要望書
相模原市 企画財政局 企画部 企画政策課
〒252-5277 相模原市中央区中央2丁目 11 番 15 号 TEL 042−769−8203 FAX 042−757−5727